

照明設計 / 宮地電機
「伊予の小京都」大洲の地域医療支援病院で、老朽化した旧病院の建替え。大洲の伝統的な町並み景観との調和を考え、漆喰の白や板貼りなどを現代の素材でデザインされている。歴史的にも水害の多い地域から災害対策として止水設備を設置している。
照明設備(光源、器具、照度、照明の特徴)本施設は、照明はすべてLED照明で計画すると共に、共用廊下や病室の照明制御システムの採用により計画的な省エネ化を図っている。ロビーや待合室には木製ルーパーと建築化の計画で温かみのある印象の病院空間である。診察する場所などは、昼白色の色温度5000Kをベース照明色温度として使用、食堂などの場所には温白色の色温度3500Kを使用。1Fの待合スペースなどはルーバーなどに木製が多く使用されていて、昼白色5000Kの照明器具でも色味が木製を反射して少し温かく感じる。
1.診察室などは、自然光に近い埋込器具 照明電力LED43.1W、光束6340lm、色温度5000K
平均演色評価数Ra85を使用
2.待合のダウンライト 消費電力LED20.6W、光束2000lm、色温度5000K、平均演色評価数Ra85を使用
3.待合の間接照明 消費電力LED20.6W、光束6340lm、色温度5000K、平均演色評価数Ra85を使用
4.リハビリテーションの埋込照明器具 消費電力LED20.6W、光束2000lm、色温度5000K、平均演色評価数Ra85を使用
5.研修・講義室 埋込照明器具 消費電力LED25.0W、光束3670lm、色温度5000K、平均演色評価数Ra85を使用
6.研修・講義室 ダウンライト 消費電力LED20.6W、光束2000lm、色温度5000K、平均演色評価数Ra85を使用